販売終了しました
◆7月9日(土)17:00~18:00
深瀬啓介アーティストトーク・ライブ「万物に宿る魂〜アミニズムとドリーミング」
水も風も土も植物も昆虫も動物も、自然の中に流れるエネルギーを私は「ドリーミング(dreaming)」と呼んでいます。
それは「氣」や「オーラ」と呼ばれたりすることもあります。
ドリーミングは、オーストラリアの先住民であるアボリジニの哲学に登場します。
アボリジニの人々は、この世界の全てを「無機質な波動エネルギー」としてではなく、「大いなる存在の息吹から生まれたさまざまな魂の表現」として捉えていました。
そこには「命」が宿っています。創世期からの記憶がつながっているのです。
このことは「人間の力以上のものは全て神」というアイヌの人々の自然哲学にも似ています。
自然には多くの魂が存在していて、魂たちは一つひとつに個性があり、全て直接的にも間接的にも支えあって世界を構成しているようです。
これに似た考えは近年の自然科学にも見られ、それは「生物多様性(Biological Diversity)」と呼ばれています。
どのような生物も、環境から独立した自分だけ、ただ一種だけで生きていくことはできていません。
生物は他のたくさんの生物と環境の相互関係の中で生きているのです。
スピリチュアルなことを考える時、そこには人の魂だけではなく、自然環境や多くの動植物たちとの深いつながりを思わざるを得ません。
イギリスの人類学者であるエドワード・タイラー氏は、生物か無機物かを問わず全ての中に魂が宿っているという考え方を「アニミズム(animism)」と呼びました。
アニミズムは「息、霊魂、生命」を意味するラテン語の「アニマ(anima)」を由来とした言葉です。
多くの先住部族の信仰はアニミズムのようですが、「八百万の神」のように私たち日本人には馴染みのある考えです。
私は、一なる霊と万物に宿る無数の魂の間に矛盾を感じません。それよりも直接的なつながりのスッキリとした構造で見えます。
その理由は、生まれた時から物体と空間が完全に分かれていない色の洪水を見たりエネルギーを感じていたからかもしれません。
小さな頃はパニックでしたが、今は静かに観察できるようになりました。
この世界はまるで夢を見ているようで、まさに「ドリーミング」です。
今回のアーティストトークでは、出雲や山形のパワースポットから湧き出る水を使い、魂を映し取って水で定着させるように描いた絵のお話しと一緒に、ドリーミングとして表現されている“場”のエネルギーと無数の魂についてお話ししたいと思います。
深瀬 啓介
お申し込み後は特にご連絡はありませんので、当日直接会場までお越しください。